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クリーンルーム内の検査は多岐にわたりました。覚えているのは真っ暗な部屋で目の検査が何種類かあったということと最後に体のバランス感覚の検査があったということです。そしてようやく検査が終わって結果が出ると担当の先生の診察があるのです。私の担当のＭ先生はおそらくシックハウス患者を数多く診てこられたことでしょう。私の検査結果を見て「シックハウス症候群と言ってもおかしくないですね。」というような言い方をされました。診察は１５分くらいで終わり、薬でも処方していただけるのかと思っていた私は少し拍子抜けしました。先生に言われたことはできるだけ早く引っ越したほうが良いということでした。実際に軽度だと引っ越しただけで治るということは良くあることなのだそうです。それと、せっかくリフォームした部屋をさらにリフォームしたほうが良いとも言われました。そしてリフォーム業者との交渉が始まるのです。