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電気ストーブから有害物質!

またまた久しぶりになってしまいました。最近やっと朝夕が涼しく感じるようになりましたね。正直、ぼくは暑さにへばっていたので「日本に四季があって良かった!」と実感しています。

さて先日の電気ストーブによって「化学物質過敏症」になった大学生のニュースをご覧になった方も多いと思います。結構大きく取り扱われていましたよね。
ぼくはあれは健康被害を認定して販売元のイトーヨーカ堂に賠償命令がでたのは画期的で、日本は環境に対して少しずつ進歩してきてるなと思いました。
判決では「電気ストーブのヒーター前面に取り付けられたガード部分に塗られた有機塗料が加熱され、中枢神経障害などを引き起こすとされるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなど人体に有害な化学物質が発生し、男性の症状を引き起こした」とあります。これはまさしくシックハウスと同じです。シックハウスも冬に室内が暖められた状態で化学物質が出てくるのです。
日本の企業は建築業だけでなく、小売業でもメーカーでも利益優先で環境軽視=人間軽視なのですね。でも、私たち=社会がそれを認めなければ無視できなくなるはずです。これからこの手の訴訟が増えるかも知れませんね。企業の方も早く気づいてほしいと思います。環境=人間を軽視すると結局は大きな利益を損なうことになる、と。